総量規制によってかわったもの

総量規制というものについて私が気になったのは、それがどちら側のための決まりなのかということです。大きな反発が起きていない以上、どちらにとっても良い点はあるのでしょうが、ではなぜそれが決められるに至ったのか。そこに答えはあるような気がします。総量規制というものが定められたことで、借り入れる側の私たちに新たに発生したデメリットは、年収金額の三分の一以上の金額を借りることができなくなったということです。これにより、わざわざお金を借りるということの意味が少し小さなものにかわったような気がします。

企業側へのデメリットもそのまま、多くの金額を貸すことができなくなったということにつきます。ではメリットはとえばどうでしょう。私たちは無茶な返済をしなくてよくなった、そして企業のほうも確実に返済してもらえる可能性が高くなった。これが両者にとっての利点です。そう考えると不便になったとはいえ守られたのは私たちの方なのではないか、という気がしないでしょうか。借りたものは返さなければならない。それは当たり前のことです。私たちはお金と、身の丈にあった付き合いをしていくべきなのでしょう。